あと20年元気で過ごせるリフォーム
50年前に両親が建てた家を40年前に増築、22年前にはコープで水まわりをリフォームしました。両親を見送り夫婦2人だけの生活となり、家のあれこれが気になってきました。介護する中で不便に感じるところもあったし、私たちが元気なうちにやっておきたい!と考えて、住まいの健康診断を受けてリフォームしました。
診断でわかったのは、床下の基礎のひび割れ、壁が少なく耐震性が低いこと、などです。相談から診断、設計監理をお願いした建築士の壬生さんには、こちらの要望をすべて伝えた中から予算に合わせて整理してもらいました。定期的な打ち合わせも綿密でした。
- 築年数
- 築50年
- 所在地
- 安城市
- お客様名
- コープあいち Aさん
大きな要望は3つ。
①耐震性を高める
廊下に新しい壁を造り、他の箇所でもしっかりした合板を貼り断熱材も入れました。
②動きの悪いサッシを取り換える
ペアガラスのサッシに取替え、採風雨戸を取り付けました。風の通る雨戸はご近所のみなさんにも評判がよく、夏の夜も安心して眠れます。
③車いすで移動できるようにする
母の介護時、奥の和室から玄関まで移動するのに、増築でできた段差を超えるのがとても大変でした。段差はゆるい傾斜の廊下を新設することで解消。お風呂の向きを変えて新しい廊下を作るという発想にはびっくりです。もともとあった幅の広い中廊下には引き戸3枚分の大きな収納ができました。今まであちこちに分散していたアルバムなどまとめて整理できて大変嬉しいです。
お風呂も取替え、断熱材や内窓で今年は冬も過ごしやすいでしょうか。家の心配が片付いたので、これから20年は元気に楽しく暮らしたいですね。