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施工事例

「おじいちゃんが建てた家」が生まれ変わりました!

住まいの健康診断を受けて「骨組みは大丈夫なのでリフォームでいけますよ」と言われたことにまず安心しました。築60年を超えていますが、住み慣れた家を建て替えるよりリフォームしたいと考えていたからです。診断では、他にも雨漏りや床のひずみ、また耐震性の低さもよくわかりました。

土壁を活かすことや自然素材を使う建築士の加藤さんの考え方が気に入って設計もお願いしました。加藤さんの提案から、さらにリフォームのイメージが湧いて、計画を進めるのも楽しい時間でした。

築年数
61年
所在地
岐阜市
お客様名
コープぎふ Nさん

屋根・柱・土壁の一部を残すのみで、ほぼ骨組みだけ(スケルトン)にしてリフォームが始まりました。

床下には鉄筋を入れて防湿コンクリートを打ちました。土台も補修。増築して凹凸のあった北側は減築してまっすぐにし、水まわりを新設。

天井をはがしたら、はりには竣工時に書かれた文字が。

かなり低かった耐震性能は、新しい壁や筋交いや外壁の合板補強で1.0まで上げることができました。 土壁は活かしたまま断熱材も入れ、またオール電化にしたことで冬の暖房費がかなり減りました。

壁はしっくいで塗替え、天井も張り替えました。

古い柱や梁がこの家をしっかり支えてくれています。

田の字型に並んでいた和室は、仏間を残して広いLDKと母の寝室に生まれ変わりました。

田の字型に並んでいた和室は仏間だけにして、広いLDKと母の寝室に。 床の間をスクリーンにして映画を楽しんでいます。

ゆったり集える広いLDK

二階に大きな吹き抜けを造り、一階がとても明るくなりました。 また、二階が冬でも大変快適になり、夫の仕事場になっています。

吹き抜け部分の屋根裏には大きな文字をいれた梁が渡っていましたので、それが見えるようにしてもらいました。

(キッチン側から) リフォームしてゆったりと庭を眺める至福の時間が持てるようになりました。

広いLDKから庭の広縁に繋がります。この日は建築士の加藤さん夫妻が広縁の塗装補修をしてくださいました。

水まわり

夫婦で立つキッチンはシンクとIHコンロを並列にし、通路も広めに。私にはちょっと高めですが料理の腕をふるってもらうため夫の身長に合わせました。 納戸の収納棚はリフォームで余った材木でそのうち夫が作ってくれる予定です。 (キッチン:クリナップ)

洗面台は造作で。鏡に丸く照明がつきます。

トイレの手洗いも造作で。 リモコン立ては夫の作品。

お風呂はシステムバス

玄関、など

いい木の香りがする玄関

靴をはくのにちょっと嬉しい腰掛

階段も無垢材で

お客様からのコメント

床の無垢板を貼るとき、接着剤をつかわないように加藤さんが指示してくださいました。多少床が鳴るのは許容範囲です。またシロアリ駆除もコープなので安心してお任せできました。以前、他の業者で駆除したら、シロアリだけじゃなく床下の生き物全てが駆除されてしまったのです。

明るく居心地よく生まれ変わった家で、床の間をスクリーンにして夫婦で映画を見たり、広縁の向こうに広がる庭を眺めたり、忙しい中にもほっとする時間が持てるようになりました。

高齢の母が生まれ変わった家になじめるか心配しましたが、どこを見ても喜んでくれてよかったです。

担当者からのコメント

「新築にしようかと家族会議の中、娘の『おじいちゃんが建てた家が好き』との言葉からリフォームにしようと意見がまとまりました」と伺いました。

また、昼間でも暗い部屋の明るさと耐震補強をご希望されました。
住まいの健康診断で一部土台が下がり床が傾いている状況がわかり、耐震計算評点が悪い箇所は取壊し、室内の暗さは2階の床を取り除き上階から光を取り入れ、日中照明をつけなくても良い計画としました。

各部屋の壁・襖を取り去り畳間から板間にし、対面キッチンからは2階の床を支える木組みも見える明るい吹抜けた居間。そして庭の眺めが心を癒す、古民家の趣が感じられる改修となりました。

診断・設計・監理:アトリエEL 加藤仁司

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