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施工事例

高齢の母にも配慮した必要最小限の家

築50年の母の家を建替えるかリフォームするかの相談から始まりました。
「住まいの健康診断」を受け、リフォームするにも建替えに近いくらい費用がかかるという結果が出たので思い切って建て替えにしました。
建築士の長尾さんには診断から担当してもらい、新築にあたっての様々な要望を整理して、「高齢の母に配慮した必要最小限の家」を形にしていただきました。

所在地
各務原市
お客様名
コープぎふ Fさん

室内はダークカラーをアクセントに

白い壁の中に落ち着いた色合いのクロスも使いわけて。

落ち着いて読書できるお気に入りの空間になりました。

将来の車いすへの配慮 バリアフリーと和室の高さ

仏壇の置ける畳コーナーは一段高くし、車いすからの移動を楽に。 天井の高さも変えて、さらに落ち着きのあるスペースになりました。

将来、駐車場から玄関まで、将来車いすで移動できるスロープのスペースを確保

収納たっぷり!で使いやすいキッチン

黒いキッチンは収納もたっぷり(タカラ)

上置き収納から、引き出せる小物入れ

水切り棚も使うときだけ下ろします。

マグネットの使えるキッチンパネルで好きなところへ自由に移動できます。

お客様からのコメント

2月の寒い時期に完成して引っ越してみると、朝起きたときの温度が違いました。日当たりがよく暖房もよく効くので、ストーブもオイルヒーターに取り換えて朝の短時間だけ使用しています。

線路に近いのですが、電車が通っても揺れを感じなくなったことにも驚きました。

キッチンが大変使いやすくなりました。収納が増えて、ホットプレートなどの大きなものから缶飲料などすべて入れてもまだ余裕があります。上置きから下げて使える水切り棚や小物入れも、オプションでつけてよかったですね。
何より気に入っているのは広いトイレ。ゆっくり読書できる至福の空間です。

思い切って建て替えて、今までの趣味に加えてこれからは庭木を手入れなど、楽しみが増えました。

担当者からのコメント

建築士より

高齢のお母さまと同居するのに改修か新築か判断するため築50年の家を「住まいの健康診断」をしました。Fさんご夫妻は、その結果を受け、新築に決断されました。

『維持管理の楽な家』を提案
計画は、長期優良住宅の耐震性能等級3、省エネ等級4、劣化対策を満たし、特に、建てた後のメンテナンス費用・手間がなるべくかからない、設備更新・内外装が交換しやすい『維持管理の楽な家』を提案しました。

南向きの間口の広い条件の良い敷地に、奥に建物を配置、建物周囲には、巾1mのメンテナンスしやすい空間を確保、建物手前には、将来もし車イスになったときにスロープを作れる場所も準備、建物南正面にはエアコン室外機を置かないよう、すっきりみえるようにしました。

ご希望のLDK角の畳コーナーは、お母さまが腰かけられるよう一段高く、奥に仏壇を置くように。お母さまの部屋は、玄関と水まわりに近くし、移動が楽にできるようにしています。

広めの納戸はコレクションの収納場所、ご主人の癒しの空間になります。内外装・住宅設備の色は、すべてご主人のコーディネート、シンプルな外観の艶なし黒とシルバーの二色のガルバリウム鋼板は長期間美しさを維持することを期待しています。

設計・監理:はーと木造住居スタジオ 長 尾 則 子
施工:宮本建設㈱

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