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施工事例

素敵なおもてなしの家になりました!

コープみえの現場見学会に参加して、木をたくさん使い健康に配慮したリフォームや新築が、私がイメージしていたものに近いと感じたので、生協でお願いすることにしました。この家を建てたときは大工さん任せで、どこをどうするのか施主の自分たちにはよく見えなかったということもありました。

建築士の村山さんと何度も打合せする中で、子どもも独立し、トイレのない2階はこれからの生活には不要なので取り壊すことになりました。重い2階を無くして耐震面も安心です。

建具を開け放すと、二間続きの和室とリビング・ダイニングとつながり、大勢のお客様を迎えても広く使えるようになりました。大きな掃きだし窓を開けると風の通りもよくて、夏でもエアコンはいらないようです。通風については、玄関などにも工夫がされています。

築年数
35年
所在地
津市
お客様名
コープみえ M邸

施工後

大阪で建築士をしている娘の意見で、中庭とダイニングに同じタイルを敷き、一体感を出しました。タイルの下には床暖房を入れ、まだ寒さの残る春先に試運転してみましたが、とても暖かくて快適でした。造り付けの家具や照明も娘が決めてくれました。
(中庭の真ん中にはシンボルツリーが植えられます)

キッチンは、蕎麦を打ったりパンをこねたりできるような大きな調理台と、将来的に椅子に腰掛けて調理ができるように足元に空間のあるシステムキッチンを選びました。ガスと迷ったうえで、高齢になった時を考えてIHにしました。

今までも餅米を蒸したりたけのこを茹でるのに使っていた「くど」を造り直し、人が集まった時に火を入れたい囲炉裏も作ってもらいました。キッチンは最新のオール電化ですが、あえて薪をくべたり炭をおこす、というスローな部分を残してこれからの生活を楽しみたいです。

玄関にも、風の通り道が工夫されています。

村山さんと娘の意見が一致したのは、家中すべてを段差のないバリアフリーにしないこと。外へ出たときに段差などに無頓着になってしまうのを防ぐ意味もあり、あえてダイニングとキッチンは段差をつけてあります。

建具(襖・障子・サッシ)が全て、「引き込み」になっているので、さらにすっきりしました。

お客様からのコメント

建ててから35年、あちこち床のフワつきが気になっていました。元々狭い家ではないのですが、法事など大勢の人が集まったときに使いづらいことも気になっていたので、思い切ってリフォームすることにしました。

担当者からのコメント

建築士より (アーキ設計 村山邦夫)

大きなリフォームをするときは、まず構造をきちんと調べることから始まります。特に今回のような図面のない建物の場合は、しっかりした現場調査のうえに構造図を描いて、不確定要素を残さないことが大切です。建築士であるお嬢さんの希望を元に構造的に実現できるかどうかを検討していきました。
過去に増築をされて屋根の形が複雑になっており、お話を聞くうちに二階は使わなくても生活できるということから、二階を取り屋根の形をすっきり整え、耐震性も高まりました。「減築」は、これからのリフォームの中で重要なポイントです。
また、建具を「引き込み」にすることで、より広く開放感のある空間が生まれました。

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